ウィキペディアでは、近親交配は「その共通する祖先の能力を大きく引き出せるといわれる反面、濃すぎる血量は虚弱体質や気性難など弊害もあるといわれている」とあります。
リスクはあるものの良質な劣性遺伝子を固定化する。スタンダードの継承の重要な手段ということです。
こんな話を聞いてると、やってみたくなります。持って生まれた素質と資質、努力し磨くための能力、才能、性格。後は、ミスなく失敗しない確率をあげ、その鳥の特徴を生きるよう練習、すなわち訓練で習熟する。
一方我が家では、おいしいからといってごはんにマヨネーズ、バター、醤油を掛けて食べるような組み合わせ。スズメ、カラスなんかの野鳥の声や室外飼育での騒音、ギャーギャーと喧嘩三昧に明け暮れる親鳥の崩れた鳴き声を聞きながら過ごします。
こんなんじゃ、たまに優秀鳥が出ても次の代まで続きませんね。今年はそれでも、2010年前後の鳥を根に持つラインブリードになりますが、マヨネーズに胡椒の様なスパイスを振った組み合わせや、卵かけご飯に明太子を乗せると言った、ない頭を使って考えたペア組みで雛が取れたので、どんなものになるか興味を持ってます。
(いつものようにいい結果が出れば、また引き続きこの話題でブログ記事を書くんですが、よく無かったらほとぼりが冷めるまでは、このテーマは塩漬けになるでしょう。)
ブリーディングの世界、ローラ−も長い歴史の中、かなりのラインブリーディングが試行され続けて現在の優秀な鳥たちが存在しているのは間違いありません。
先人の偉業を引き継いでいる我々は幸福なのである反面、多大な責任も感じます。
私も、母性優性遺伝なるものを信じてブルースロー交配に取り組んだりしています。
吉と出るか、凶と出るか はてさて・・
どうも御無沙汰でした。
「母性優性遺伝なるものを信じてブルースロー交配」ってどんなんですか?
最初の目標だった「飼育・繁殖」から次のステップの「育種」っていうところに進み、気に入ったのができるようになるといいですね